パンのこね方 ~その2~
~生地を「転がして」仕上げる~
生地が、台や手につかなくなって
まとまってくると、とてもなめらかに伸びていき、
やわらかくなってきたのが分かるはずです。
ここまできたら、ъ( ゜ー^)♪
だいぶグルテン膜ができている証拠です。
これ以上こね続けると、せっかくできたグルテン膜を
切って壊してしまうことになるので、
『こねる作業』から『転がす作業』に変えます。
生地を、両手の平でふんわりやさしく包み込み、
台の上でころころころころと
右のほうへ
左の方へ、
Vの形を描くように転がしていきます。
転がすことによって、
グルテンの膜がさらにしっかりと強化され、
生地に弾力がつき、つやができてきます。
こね上がったかどうかの見極め方ですが、
生地を丸めて、見た目に表面がツルンとなめらかかどうか、
人差し指で、生地を軽く押してみて、弾力があるか
(指で押してへこんだ部分が、ふわっと戻ってくるか)
確認します。
できれば、生地をうすく伸ばして、
膜ができているかも確認してみてください。
(人差し指と親指で生地を引っ張り、破れなければOK)
見極め方は初心者の方には大変ムツカシイですが、
回数を重ねてくると、この作業も楽しくなります。
正確な見極めができなくとも、
生地をこね過ぎてグルテンを壊していなければ、
パンはふくらみます。ご安心を...ъ( ゜ー^)イェー♪
丸めた生地の底はしっかり閉じる
↓
一次発酵へ
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