こね方のコツの最近のブログ記事

パン作りに欠かせない作業が、生地を捏ねる作業です。

(生地とは

  → 強力粉、イーストなどの全材料をひとかたまりにしたもの)

 

コツさえ別れば、

ふんわりしたおいしいパンが作れるのですが・・・

 

どれくらい捏ねていたらいいのか、

どういう状態まで捏ねたらいいのか、

本の通りに作っているつもりでも、なかなか分かりにくいものです。

 

◆◆◆

~こねすぎはNG~ 

生地のこね方を紹介します。

 

パン生地は、とてもデリケートです!

 

グイグイちからを込めてこねればいいというもではなく、

捏ねすぎると生地をいためてしまいます。

発酵しても焼いても、全くふくらまい( ̄□||||!!

固いパンになってしまいます。

 

焼き立てのふんわりしたパンを想像して

一生懸命捏ねたのに、

オーブンの中でふくらまなかったら...

ガッカリですよね。

 

よく本などでは、

20分くらい捏ねるとか、

200回~300回捏ねる、と

書かれていますが、

これはあくまでも『目安』です。

 

私が初めてパンを作った時に読んだ本には、

「15分くらいこねる」と書いてありました。

しっかり読んで、理解してから

作業に入ればよかったのですが、

どうやって捏ねるのか理解しないまま生地を捏ねていました。

 

正しく捏ねていると、

生地がほんのり暖かく、ふんわりしてくるのですが、

その時の無知な私は、

生地がどういうふうに変化しているのか、

生地の状態の確認よりも、

2時から捏ね始めたからあと3分、

というように、時計の時間を気にしながら、

グイグイちからをこめて捏ね続けていました・・・(/∇≦\)アチャ-!

 

結果、

生地をいためてしまったようで・・・、

発酵しても発酵しても全くふくらまず、

焼き立てを食べてもパサパサしていて・・・( ̄‥ ̄;) マ、マズイ・・

時間をかけて作ったのに、

おいしくなくて、...llllll(-_-;)llllll

疲れだけが残った(×_×)記憶があります。

 

こねこね.JPG捏ねすぎに注意です!!

 

 

 

 

 

 

 

~初心者のあなたにもできる!

           分かりやすいこね方!~

パンのこね方を紹介します。

 

木べらを使って、ボウルの中である程度

材料を混ぜ合わせたら、これを全部

台の上にとり出して、手でこねていきます。

台に取り出す 

 

 

 

基本は、まだべちょべちょの生地を

手のひらの親指付け根の部分を使って、

親指付近 

 

 

1.まず向こうの方へ、30cmくらい

  びよぉぉ~んと伸ばしていき、

生地を伸ばす

 

          ↓

 

 

生地を伸ばしてゆく 

 

 

2.その伸ばした生地を(楕円を描くように)

  手前に戻してくる。

生地をこねていく 

 

 

台や手に残った生地は、

スケッパーを使ってとり、

生地の中へ入れてあげます。

 

この作業を繰り返していると、

だんだん生地が、台や手にくっつかなくなり、

まとまっていくのが分かるはずです。

 

伸ばして戻す 

 

生地を伸ばして戻す

 

生地がまとまってくるのサムネール画像 

 

こねるというのは、小麦の中にあるグルテンを

つないでいくことなので、こねすぎると、

せっかく出来上がったグルテンを

壊してしまうことになります。 

 

 

 

~生地を「転がして」仕上げる~

 

生地が、台や手につかなくなって

まとまってくると、とてもなめらかに伸びていき、

やわらかくなってきたのが分かるはずです。

 

ここまできたら、ъ( ゜ー^)♪

だいぶグルテン膜ができている証拠です。

生地がまとまる 

 

これ以上こね続けると、せっかくできたグルテン膜を

切って壊してしまうことになるので、

『こねる作業』から『転がす作業』に変えます。

 

生地を、両手の平でふんわりやさしく包み込み、

包み込む

 

台の上でころころころころと

 

右のほうへ

右へ

 

左の方へ、

左へ

 

 

Vの形を描くように転がしていきます。

転がしていく 

 

転がすことによって、

グルテンの膜がさらにしっかりと強化され、

生地に弾力がつき、つやができてきます。

 

こね上がったかどうかの見極め方ですが、

生地を丸めて、見た目に表面がツルンとなめらかかどうか、

人差し指で、生地を軽く押してみて、弾力があるか

 

生地の弾力

(指で押してへこんだ部分が、ふわっと戻ってくるか)

確認します。

 

できれば、生地をうすく伸ばして、

膜ができているかも確認してみてください。

 

膜の確認

(人差し指と親指で生地を引っ張り、破れなければOK)

 

見極め方は初心者の方には大変ムツカシイですが、

回数を重ねてくると、この作業も楽しくなります。

 

正確な見極めができなくとも、

生地をこね過ぎてグルテンを壊していなければ、

パンはふくらみます。ご安心を...ъ( ゜ー^)イェー♪

 

 

 

生地を丸めなおす

生地を丸めなおす1

 

 

丸めた生地の底はしっかり閉じる

しっかり閉じる 

 

一次発酵へ

一次発酵へ 

 

私は、いつも使っている食卓の上で

生地をこねています。

アルコール除菌スプレーで消毒してから

こねています。

 

ふきんで拭くだけじゃ、ちょっと気持悪い

って方には、おすすめです。

 

市販では見つけられなかったから、

ネットで購入してます。

 

アルコール除菌スプレー

 

種類はいろいろあります。

説明書きをよく見て、

口に入っても食品についても大丈夫なタイプを選びましょっ。

 ケンエークリエーアルコールA 300mlは

お値段的にも、量的にもちょうどいいのではないかと思います。

 

私は、画像のアルコールを購入しました。

1Lだったのでなかなか無くなりません。

次は、ケンエークリエーアルコールA300mlを

購入しようと思ってます。

プロフィール

パン作りに目覚めた主婦がイースト菌と格闘しながらつづるノウハウ日記です。

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